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LibreOffice Impress スライドショー プレゼンテーションにビデオを埋め込んで強化する方法を学びます。
プレゼンテーションアプリケーションのヘビーユーザーは、
スライドに標準的なテキストや凝った背景を追加するだけでなく、サウンドや画像、時には動画も盛り込みます。幸いなことに、オープンソースのフラッグシップオフィススイートであるLibreOfficeを使えば、スライドにテキストを追加するのと同じくらい簡単に、プレゼンテーションに動画を埋め込むことができます。LibreOffice
Impressのスライド
に動画を埋め込むのがいかに簡単か、実際に見ていきましょう。
注意:対応しているフォーマットはOgg Vorbisのみです。ご安心ください
。ほぼあらゆるフォーマットをOgg Vorbis
ビデオに変換する方法はたくさんあります。まずはビデオを変換する方法を一つご紹介し、その後、
そのビデオをプレゼンテーションに埋め込みます。
ビデオ形式の変換
私が選んだ変換方法は、OpenShot Video Editorです。このエディターを使えば、ほぼあらゆる形式の動画をインポートし、ほぼあらゆる形式にエクスポートできます。
プレゼンテーションに埋め込むのに適した形式に
変換する方法は以下の通りです。
- OpenShotを開きます。
- [ファイル] | [ファイルのインポート] に移動して、ファイルを追加します。
- [ファイル] > [ビデオのエクスポート] に移動し、[エクスポート] ウィンドウで
[プロファイル] ドロップダウンから [すべての形式] を選択します (図 A )。 - ファイルに名前を付けます。
- エクスポート先のフォルダーの場所を選択します。
「ターゲット」ドロップダウンから「Ogg (theora/vorbis)」を選択します。- ビデオ プロファイル
ドロップダウンから DV/DVD NTSC を選択します。
品質は「中」または「高」を選択します。- [ビデオのエクスポート]ボタンをクリックします。
図A

ビデオを Ogg Vorbis 形式でエクスポートします。
プレゼンテーションにビデオを埋め込む
ビデオのサイズ
はプレゼンテーション全体のサイズに大きく影響します。また、埋め込み処理にかかる時間も左右します
。ファイルサイズが大きい場合(600MBを超えるファイルを埋め込んだことがあります)、Impressが
一時的に応答しなくなり、今にもクラッシュしそうな状態になることがあります。アプリケーションを
強制終了する前に、埋め込みが完了するまでお待ちください
。
ビデオを埋め込む方法は次のとおりです。
- プレゼンテーションを開きます。
- [挿入] | [ビデオとサウンド] に移動します。
- 挿入するビデオを見つけて、「開く」をクリックします。
埋め込まれたら (しばらく時間がかかる場合があります)、 F5 をクリックしてスライド ショーを開始し、ビデオが再生されるかどうかをテストできます(図 B )。
図B

スライドに埋め込まれたビデオ ファイル。
動画を埋め込んだスライドをよりシームレスに
見せるには、ページ上のテキストを削除し、ページの
背景を黒に変更するとよいでしょう。背景色を変更して、動画を埋め込んだサイトをよりすっきりとした見た目にするには、以下の手順に従ってください。
- [書式] | [ページ] に移動します。
- 塗りつぶしドロップダウンから色を選択します。
- 黒を選択します。
- [OK]をクリックします。
- 求められたら、このページのみ(すべての
ページではありません)に対してこれを実行します。
まとめ
Impressのスライドショーに動画を埋め込むと、
簡単に視聴者を魅了できます。このテクニックを使えば、セルフガイド式のプレゼンテーションを作成することもできます。特に、人前で話すのが苦手な方には特に効果的です。
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ジャック・ウォーレン
ジャック・ウォーレンは、TechRepublic、The New Stack、Linux New Mediaなどで受賞歴のあるライターです。20年以上にわたり様々なトピックを執筆し、オープンソースの熱心な推進者でもあります。ジャック・ウォーレンに関する詳細は、ウェブサイトjackwallen.comをご覧ください。