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目的意識を持って働くことは、もはや夢物語なのでしょうか?ただ仕事があるだけで満足すべきなのでしょうか、それともそれ以上を求めるべきなのでしょうか?
先日、極度の資金引き締めによって今の自分の立場から楽しさが失われつつあると嘆いていたところ、こんなアドバイスをもらった。「この業界で生き残るには、ただひたすら耐えるしかない。こういう落ち込みは周期的なもので、あと数回の落ち込みを乗り切れば引退できる!」その間、あまり波風を立てなければ大丈夫だ。「そもそも楽しさと何の関係があるんだ?」とは言われなかった。
これはおそらく賢明なアドバイスなのでしょう。特に私が携わっている業界を考えると。しかし、私には受け入れがたい問題点がいくつかあります。まず、こうした「落ち込み」が以前よりも頻繁に発生し、高値は以前ほど高く感じられず、底値はより深くなっているように見えることです。そのため、前回の落ち込みからほとんど回復していないうちに再び打撃を受けるため、この状況を乗り切るのはますます困難になっています。そもそも回復できたとしても、です。
第二に、物事をうまくやり過ごし、波風を立てないのは私のスタイルではありません。トラブルメーカーなわけでも、困難な時期を乗り越えられないわけでもありません。しかし、もし私のキャリアが平凡で、ただ組織を円滑に回し続けるだけのものになるなら、私はそうしたくないのです。私は組織に変化をもたらすために仕事に来ます。変化は必ずしも劇的なものである必要はなく、毎日起こる必要もありません。しかし、私は何か前向きな変化を生み出す機会を見出さなければなりません。もしそれが可能性として見えなければ、私は落ち込んでしまいます。そして、従業員にとって最も必要なのは、いつも落ち込んでいるリーダーです。
第三に、楽しさと何の関係があるというのでしょう?全く関係ありません!申し訳ありませんが、仕事にあまりにも多くの時間を費やしているので、自分がやっていることを楽しめないわけにはいきません。IT管理?情熱を持って愛しています。それが私の仕事ですから、うまくやりたいし、うまくできる機会も欲しいと思っています。両手を背中で縛られた戦士のように感じていて、さらに目隠しをされたら、一体何の役にも立たないですよね?ビル・パーセルズはクォーターバックを「バスの運転手」に例えていました。チームにスーパースターは必要なく、自分のために試合に負けない、バスの運転手のように頼りになる人だけでいい、という意味です。
バスの運転手はできる。自分が信頼できる人間だと自負しているからだ。でも、CIOの「バスの運転手」だけにはなりたくない。別に悪いことではないし、スーパーボウルのリングをはめている「バスの運転手」のクォーターバックもいる。でも、長くは続けたくない。自分をスーパースターだと自称しているわけではない。決してそんなことはない。ただ、バスを運転する以上のことをしたいという願望がある。
これを愚かな行為だと思う人もいるかもしれません。もしかしたらそうかもしれません。でも、心の奥底では、バスを長く運転しているとモジョ(行動力)を失ってしまうことを分かっています。それに、もし組織が私にただ静かに座って振る舞うことしか求めないのであれば、一体私は一体何のために働いているのでしょうか? 私を雇ってくれる人たちには、私が提供できる最高のものを期待し、求めてほしいと思っています。私も従業員に同じことをしています。そうしないことは、彼らにとって不利益です。少なくとも、それが私の考えです。
どう思いますか?目的意識を持って働くというのは、もはや夢物語なのでしょうか?ただ仕事があるだけで満足すべきなのでしょうか、それとももっと何かを求めるべきなのでしょうか?もしかしたら、私が完全に間違っていて、リーダーシップとはただ人に何をすべきかを指示することだけなのかもしれません。(もし私がそう思っているとしたら、あなたは私の記事をまだ読んでいないということです。)それとも、マネージャーであることに満足し、リーダーシップなど忘れるべきなのでしょうか?そうすることもできますし、実際にそういう人がいるのを見たことがあります。しかし、それでは私はやる気のある従業員にはなれません。あなたはどうですか?

ラモン・パディーヤ・ジュニア
私は1987年からIT業界に携わってきました。最初は航空会社のプログラマーとして、その後ITマネージャー、ITコーディネーター、そして16年間の郡政府での勤務を経て、最終的にはディレクター兼CIOに就任しました。それ以来、アプリケーション開発、データウェアハウス、ビジネスプロセスリエンジニアリングの分野で州政府にコンサルティングを提供してきました。最近、政府機関のディレクター兼CIOの職に就き、再び上級IT管理職として挑戦できることを楽しみにしています。現在、勤務先や勤務先を明言することはできませんが、万が一、それが明らかになった場合に備えて、このブログで表明するすべての考えや意見は私自身のものであり、TechRepublic、C/NET、あるいは現在の雇用主の見解を反映するものではないことを明記しておきます。