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ソフトウェアには必ずバグが発生します。トム・メリットが、バグを発見した際に再発を防ぐための対処法を説明します。
ソフトウェアはバグだらけだ。いつもそうだ。バグを防ぐためにあらゆる手段を尽くしたとしても。実際の人が使い始めると、いわばコードの森からバグが湧き出る。
重要なのは、コードにバグがないかどうかではなく、バグにどう対処するかです。バグを効率的に潰し、そこから学ぶほど、より良い結果が得られます。
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ソフトウェア インシデントを管理するための 5 つのヒントを紹介します。
- データを収集しましょう。バグを修正したいのは当然ですが、そこから学びたいとも思っています。もちろん、すべてのデータは後から入手できるでしょう。しかし、バグ発生中にログの関連セクションやスクリーンショットなどを収集しておくと、事後分析がはるかに容易になります。
- バグを修正しましょう。当たり前のことのように思えるかもしれませんが、木を見て森を見ず、全体像を見失わないようにしてください。また、一部の企業(もちろんあなたの会社ではありませんが、一部の企業ではそうしています)のように、問題がセキュリティリスクになり、適切に文書化する時間がない状態になるまで、問題を「修正予定」リストに放置しないでください。
- 終わったらすぐに調査を行いましょう。問題が解決したら、まだすべてが新しいうちに開発者に担当を依頼しましょう。保存したすべてのデータを収集し、関係者全員から情報を記録してもらい、何が起こったのかを明確にしましょう。
- すぐに見直しましょう。すべての情報を整理したら、すぐに行動に移しましょう。1週間以内に、影響を受けた全員を集め、何が起こったのか、そして今後再発を防ぐために何ができるのかを30分ほどかけて話し合いましょう。
- 学んだことを共有しましょう。レポートを隠さず、社内の誰もがアクセスでき、たとえ影響を受けなかったとしても、そこから学べる場所に公開しましょう。
確かにバグは発生しますが、大きなバグはほとんど発生せず、バグへの対処もより迅速かつ効率的にできるようになるでしょう。
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トム・メリット
トムは受賞歴のある独立系テック系ポッドキャスターであり、テックニュースや情報番組を定期的に配信しています。SF・ファンタジー系ポッドキャスト「Sword and Laser」の司会者を務め、ヴェロニカ・ベルモントとの読書クラブも運営しています。また、「Daily Tech News Show」の司会も務め、テクノロジー業界の錚々たる面々と共に、その時々のテクノロジーに関する重要なトピックを取り上げています。