テキストフォームフィールドを使用してWordの表のセルを保護する方法 - TechRepublic

テキストフォームフィールドを使用してWordの表のセルを保護する方法 - TechRepublic

Word テーブル内のデータを保護するのは、保護機能をオンにするほど簡単ではありませんが、テキスト フォーム フィールド コントロールを使用すれば可能です。

Excelシート内の特定のセルを保護するのは簡単です。Wordの表内のセルを保護するのはそれほど簡単ではありませんが、可能です。ユーザーに値を入力または変更させたい各セルに、テキストフォームフィールドコントロールを挿入します。そして、ドキュメントを保護します。コントロールが挿入されたセルのみで変更が可能になります。この解決策は少し複雑で、シンプルなドキュメントに最適です。

Word の表内のセルを保護または保護解除するには、次の手順を実行します。

  1. テーブルを作成し、通常どおり保護するラベルまたは値を入力します。
  2. ユーザーに情報を入力させたいセルを選択します。
  3. [開発]タブをクリックします。
  4. 「コントロール」グループで、「従来のツール」オプションをクリックし、「テキストフォームフィールド」を選択します。Word 2003では、「フォーム」ツールバーを表示し、「テキストフォームフィールド」をクリックします。
  5. 完了するまで、入力セルの選択とコントロールの挿入を続けます。
  6. 「保護」グループの「編集の制限」をクリックします。Word 2003では、「ツール」メニューから「文書の保護」を選択します。
  7. 表示される作業ウィンドウで、「2. 編集の制限」から「フォームへの入力」を選択し、「はい、保護を開始します」をクリックします。(Word 2003では、代わりに「フォーム」ツールバーの「フォームの保護」をクリックすることもできます。)
  8. パスワードを2回入力し、「OK」をクリックします。

保護を有効にすると、Wordで通常のテキストを選択できなくなります。テキストフォームフィールドコントロールを含むセル内のデータのみ選択して入力できます。文書に表以外の要素とテキストが含まれている場合、Wordはテキストフォームフィールドコントロール以外のすべてのテキストを保護します。

この方法でWordの表を保護するのではなく、Excelシートを使用することをお勧めします。Wordの保護方法は柔軟性に欠けるためです。しかし、手が回らない時に役立つ情報です。

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スーザン・ハーキンス

スーザン・セールス・ハーキンスは、デスクトップソリューションを専門とするITコンサルタントです。以前は、世界最大の技術雑誌出版社であるコブ・グループの編集長を務めていました。

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