Oracleは、Oracle Lite 10g製品ラインの最新版となるリリース3をリリースしました。このバージョンで追加された主な機能は、自動同期と、より広範なプラットフォームサポートです。プラットフォームに関しては、Windows Mobile 5、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 R2のクライアントデータベースのサポートが追加されました。
Oracle は、Oracle Lite 10g 製品ラインの最新版であるリリース 3 をリリースしました。このバージョンで追加された主な機能は、自動同期と、より広範なプラットフォーム サポートです。
プラットフォーム面では、Windows Mobile 5、Windows CE Standard SDK 5.0のクライアントデータベースのサポートに加え、Symbianプラットフォーム向けのJava Database Connectivityのサポートが追加されました。また、ストアドプロシージャはC++およびC#/.NETでも記述できるようになりました。
Oracle Database Lite 開発ディレクターの Olaf van der Geest 氏は次のように述べています。
「旧バージョンでは、同期は常にユーザーが開始する必要がありました。新バージョンでは、同期をユーザーが開始するのではなく、自動的に実行されるようにしました。」
ユーザーは、たとえばモバイル デバイスに新しいデータが入力されたときや、デバイスがネットワークに参加したときなど、同期がいつトリガーされるかのパラメータを定義することもできます。
これは、マイクロソフトがモバイル戦略において既に行っていることと合致するものです。先日リリースされたWindows Mobile 6には、SQL Server 2005との自動同期を実行できるSQL Server Compact Editionのサポートが組み込まれています。
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Oracle がモバイルワーカーに狙いを定める (eWeek)
モバイル デバイスへの 700 以上の同時 SQL レプリケーション (Jason Langridge のブログ)
自動データベース同期は、開発者が実際の開発作業に集中できるという点で大きなメリットをもたらします。データ同期が透過的に処理されることが保証されているため、開発者は通常のクライアントサーバー環境とほぼ同じようにモバイルプラットフォーム向けのコードを作成できます。
あなたの意見は? 今後1年間で、モバイル分野におけるエンタープライズアプリケーションの爆発的な増加が見られると思いますか? ぜひ議論に参加してください。
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ポール・マー
ポール・マーはシンガポール在住のライター兼ブロガーで、長年にわたりIT業界で様々な役職を経験してきました。彼はテクノロジー系ガジェット、スマートフォン、ネットワーク機器をいじるのが好きです。