Excelで条件付き書式を使って期日を強調表示する方法 - TechRepublic

Excelで条件付き書式を使って期日を強調表示する方法 - TechRepublic

画像: iStock/z_wei

プロジェクト管理や予定管理など、多くの人が日付を管理しています。シートがどれほどシンプルか複雑かに関わらず、期限が気づかれずに過ぎてしまっては意味がありません。Outlookではリマインダーを設定できますが、Microsoft Excelにはそのような機能はありません。Excel本来の目的ではないからです。しかし、期限を知らせる書式を使えば、簡単に注意を引くことができます。この記事では、条件付き書式を使って期限を強調表示する方法をご紹介します。

参照:すべてのユーザーが習得すべき Excel のヒント 69 選(TechRepublic)

Windows 10 64ビット版でMicrosoft 365を使用していますが、以前のバージョンでもご利用いただけます。ご自身のデータを使用することも、デモ用の.xlsxファイルをダウンロードすることもできます。ただし、日付の例を現在の日付に変更する必要があります(これは後で詳しく説明します)。ブラウザ版ではほとんどの条件付き書式がサポートされますが、数式ルールを適用することはできません。

Excelで期日が今日の場合にハイライト表示する方法

「あれ、今日締め切りだったっけ?」誰にでも経験があるでしょう。どんなに頑張っても、締め切りに間に合わないのはよくあることです。一番簡単なアラートは、今日締め切りのプロジェクトをすべてハイライト表示することです。そうすれば、少なくとも他の人に連絡して締め切りを変更することを知らせたり、必要な修正を加えたりすることができます。

参照: Excel で「すべて検索」を使用して特定の一致する値を操作する方法(TechRepublic)

図Aに示すシートは意図的にシンプルに作られており、現在の日付に一致する日付を強調表示する条件付き書式に注目できます。セルC1は=TODAY()関数の結果を返します。これは必要ないかもしれませんが、視覚的なヒントとして追加しました。では、現在の日付(この場合は2021年2月13日)に一致する期日を強調表示する条件付き書式ルールを設定しましょう。

  1. データを選択します。この場合はC4:C8です。
  2. [ホーム] タブの [スタイル] グループで [条件付き書式] をクリックします。
  3. ドロップダウンから「新しいルール」を選択します。
  4. 表示されるダイアログ ボックスで、上部のペインの [指定の値を含むセルのみを書式設定] を選択します。
  5. 下のペインで、最初のドロップダウンから [発生日付] を選択します。
  6. 2 番目のドロップダウンで、[今日] を選択します (図 A )。
  7. [書式] をクリックし、[フォント] タブをクリックします。
  8. [色] ドロップダウンから [赤] を選択し、[OK] を 2 回クリックします。

図A

図B

図Bに示すように、書式設定により5行目のレコードのフォント色が赤に変更されました。これで、今日が期限のプロジェクトであることがすぐにわかります。ここで、プロジェクトをハイライト表示したい場合もあるでしょう。その場合は、数式ルールが必要になります。まず、「条件付き書式」ドロップダウンから「ルールの管理」を選択し、最初のルールを削除します。この新しいルールを追加するには、以下の手順に従います。

  1. B4:D8を選択します。
  2. [ホーム] タブの [スタイル] グループで [条件付き書式] をクリックします。
  3. ドロップダウンから「新しいルール」を選択します。
  4. 表示されるダイアログ ボックスで、上部のペインの最後のオプション「数式を使用して、書式設定するセルを決定する」を選択します。
  5. 下のペインに次の関数を入力します(図C):
    =$C4=TODAY()
  6. [書式] をクリックし、[フォント] タブをクリックします。
  7. [色] ドロップダウンから [赤] を選択し、[OK] を 2 回クリックします。

図C

今回は、図Dに示すように、ルールによって行全体がハイライト表示されます。しかし、この時点では、タスクは既に完了しているので、このレコードをハイライト表示する必要があるのか​​と疑問に思うかもしれません。おそらくその通りです。ほとんどの人は、このレコードに気を取られたくないはずです。もしそうなら、ルールに2つ目の条件を追加する必要があります。「日付が今日で列Dが「はい」ではない場合、レコードをハイライト表示します。 」

図D

図Eでは、6行目の日付を2月13日に変更したので、このルールが機能していることがわかります。5行目のレコードは完了しているためハイライト表示されていません。6行目のレコードは、期日が今日であるものの完了していないためハイライト表示されています。このルールを実装するには、2番目のルールを削除し、次のルールを追加します。

=AND($C4=TODAY(),$D4<>”はい”)

図E

乞うご期待

現在の日付に基づいてレコードをハイライト表示するのは簡単ですが、完了が必須のタスクを扱う場合は、期限よりかなり前に通知する条件付き書式の方が適しているかもしれません。今後の記事で、そのタスクについて取り上げます。

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