
ONLYOFFICE(大声ですみません)は、ドキュメント管理、プロジェクト管理、CRM、連絡先管理などを含む、優れたWebベースの生産性向上ツールです。導入後は、あらゆる種類のドキュメントやデータの作成、編集、管理、共有、そして操作が可能になります。
しかし、ONLYOFFICEを使う上でもう一つ重要なのが、バックアップです。いつ災害に見舞われるか分かりません。万が一の際には、データの最新コピーが不可欠です。データのバックアップがないと、膨大な時間をかけ、膨大な作業量を失う可能性があります。そんな状況は誰も望んでいません。
ONLYOFFICEのバックアップ方法は?実はとても簡単です。データのバックアップ方法だけでなく、バックアップしたデータのインポート方法もご紹介します。
参照: 機能比較: 時間追跡ソフトウェアとシステム (TechRepublic Premium)
必要なもの
この手順を実行するために必要なのは、ONLYOFFICE の実行インスタンスだけです。
このバックアップソリューションでは、サードパーティのストレージ(Amazon AWS S3、Google Cloud Storage、Rackspace Cloud Storage、kDrive、Yandex、WebDavなど)にデータを保存するオプションも提供されています。このチュートリアルでは、一時的な場所に保存してから、ファイルをローカルドライブにダウンロードします。
ということで、これを終わらせましょう。
バックアップの作成方法
ONLYOFFICE に管理者ユーザーとしてログインし、メイン ウィンドウから [コントロール パネル] をクリックします (図 A )。
図A

[共通設定] で、[バックアップ] をクリックします (図 B )。
図B

バックアップ設定 (図 C ) で、保存場所として [一時] を選択し、[バックアップにメールを含める] チェックボックスをオンにして (メール機能を使用している場合)、[バックアップの作成] をクリックします。
図C

ONLYOFFICEに保存されているデータの量によっては、バックアップの作成に時間がかかる場合があります。完了すると、「バックアップをダウンロード」という新しいリンクが表示されます。このリンクをクリックして、tar.gzファイルをローカルストレージに保存してください。
これは手動バックアップです。自動バックアップも作成できますが、その場合、保存場所を3つの場所(ドキュメントモジュール、サードパーティストレージ、コンピューターファイル)から1つしか選択できません。ここではコンピューターファイルを選択し、バックアップファイルをONLYOFFICEインスタンスのローカルディレクトリに保存します。
たとえば、ONLYOFFICE サーバーに外部ドライブが接続されていて、/data ディレクトリにマウントされているとします。
そのためには、「自動データバックアップ」セクションに移動し、オン/オフスライダーをクリックしてオンの位置にします。「コンピューターファイル」をクリックし、保存場所のフィールドに「/data」と入力します。「時間」ドロップダウンから「毎日」を選択し、バックアップを実行する時刻を選択します。最後に、保持するバックアップの最大数を選択し、「保存」をクリックします(図D)。
図D

指定された時間にバックアップ プロセスが開始され、ファイルが /data ディレクトリに保存されます。
バックアップを復元する方法
上記で作成したバックアップから復元するには、バックアップファイルをローカルストレージに保存する必要があります。自動バックアップを作成した場合は、そのファイルをサーバーから復元プロセスを実行しているPCに手動でコピーする必要があります。
ファイルをローカルストレージに保存したら、コントロールパネルの左側のサイドバーから「復元」をクリックします。ソースリストから「コンピューターファイル」(図E)を選択し、「+」をクリックします。
図E

プロンプトが表示されたら、バックアップファイルを探し、バックアップファイルのアップロードが完了したら(時間がかかる場合があります)、復元ボタンをクリックします。復元プロセスにも時間がかかります(図F)。また、復元プロセス中はONLYOFFICEは使用できません。
図F

ONLYOFFICE インスタンスのバックアップと復元はこれで完了です。
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