VB6におけるDoubleデータ型とSingleデータ型の比較 - TechRepublic

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VB6の2つの浮動小数点型は、SingleとDoubleと呼ばれます。SingleとDoubleの違いを理解し、プログラムでSingleではなくDoubleを使用する方が賢明なケースを理解しましょう。

SingleとDoubleというデータ型は、VB6の2つの浮動小数点型です。これらは 、小数点の右側に桁を持つ
数値を格納するために使用されます。小数点の 位置が変化するため、桁数は変化します(そのため「浮動小数点」と呼ばれます) 。例えば、


1.23456 
12.3456
123.456

ダブルとシングルの違い

ほとんどのプログラマーは、Double 型は
Single 型よりも大きな値を保持できること、また Double 型では保存に
4 バイトではなく 8 バイトの大きなスペースが必要であることを知っています。

DoubleとSingleの最も重要な違いは、
値を表現できる精度です。例えば、Single型
は7桁までしか扱えません。そのため、以下の値はSingle型で問題なく扱えます。

1.23 
123999
79.098

ただし、値 123456789 を
Single 型に格納しようとすると、7 桁の 123456800 に丸められます。同様に、値 1.23456789 は
1.234568 に切り捨てられます。

一方、Double型は15桁の精度を許容します。そのため、
多くの数学的計算を行うプログラムでは、
必要に応じてDouble型を使用してください。そうしないと、精度が低下します。

注: Visual
Basicのヘルプには、28桁の精度を持つ「Decimal」というデータ型について説明されています。
これは素晴らしいように思えますが、残念ながら実際には実装されていません。

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