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Excel に重複値がリストされ、変更を見つけるのに助けが必要な場合は、この簡単な条件付き書式を試してください。
読者から最も頻繁に寄せられるリクエストの一つは、リストの値が変更されたときにそれをどのように強調表示するかということです。条件付き書式がその解決策となりますが、正しい数式を試しても、正しいセルから開始しないとうまくいきません。
下の図はテキスト値のリストです。ここで、あるセルの上の値が「Actuaries」で、それが2回出現している場合に、そのセルを強調表示したいとします。セルA4の値が「Actuary」に変わるので、セルA4を強調表示したいとします。
条件付き書式機能を使って「=A3<>A2」のような単純な数式を作成することも考えられますが、前述したように、このソリューションでは位置が全てです。具体的に何が起こるか見てみましょう。
- A2:A35を選択します。
- 「ホーム」タブをクリックします(必要に応じて)。Excel 2003の場合は、「書式」メニューから「条件付き書式」を選択し、手順4に進みます。
- [スタイル] グループで、[条件付き書式] ドロップダウンから [新しいルール] を選択します。
- 上部のペインで、「数式を使用して書式設定するセルを決定する」オプションを選択します。Excel 2003では、「条件1」ドロップダウンから「数式が等しい」を選択します。
- 次の数式を入力します: =A3<>A2
- フォーマットボタンをクリックします。
- 「塗りつぶし」タブで色を選択します。Excel 2003の場合は、「パターン」タブをクリックします。
- 「OK」を2回クリックします。ご覧の通り、この数式は機能しません。
いくつかの補助列で数式の結果を確認することで、必要な情報が得られます。ステップ1の選択は間違っていました。
簡単な数式を別の選択範囲で使用してみましょう。上記の手順を繰り返しますが、今回はA3:A35を選択します。
この簡単な解決策を提案してくれた Steve Erbach に感謝します。

スーザン・ハーキンス
スーザン・セールス・ハーキンスは、デスクトップソリューションを専門とするITコンサルタントです。以前は、世界最大の技術雑誌出版社であるコブ・グループの編集長を務めていました。