
世界中のあらゆる企業にとって、データは競争力と効率性を高めながらビジネスを展開する上で最も重要な要素の一つとなっています。データを活用することで、トレンドを予測し、コストと無駄を削減し、従業員の成功を支援し、デジタルトランスフォーメーションを実現し、想像をはるかに超える俊敏性とスピードで事業を運営することが可能になります。
しかし、その生データはすべて分析する必要があります。膨大な情報の山を目の当たりにしたことがある人なら、それがどれほど大変な作業であるかをご存知でしょう。だからこそ、データを視覚化することだけを目的とした企業やプラットフォームが数多く登場しているのです。生データを見る代わりに、チャート、グラフ、プロット、インタラクティブマップなどを作成することで、データ分析のプロセスをはるかに簡素化することができます。
参照: 採用キット: データベースエンジニア (TechRepublic Premium)
分析の容易さをさらに一歩進める要素の一つがダッシュボードです。ダッシュボードを使えば、データの状況を一目で確認できます。市場最大規模のデータビジュアライゼーション企業の一つであるTableauなら、初めてのダッシュボードを驚くほど簡単に作成できます。
やり方をお見せしましょう。
必要なもの
ダッシュボードを作成するには、Tableauアカウントとインポートしたデータが必要です。サンプルデータを使って説明していきますが、練習のためにTableauに追加することも可能です。ぜひお試しください。
サンプルデータソースを追加する方法
私が作業しているデータは、Superstore データソースと呼ばれ、[データ] | [新しいデータ ソース] (図 A )にあります。
図A

データ ソースを接続すると、左側のナビゲーションにテーブル、人、返品の一覧が表示されます (図 B )。
図B

新しいダッシュボードを作成する方法
Tableau ウィンドウの左下隅 (図 C ) で、シート 1 の 2 番目のアイコン (小さな四角形) をクリックして、新しいダッシュボードを作成します。
図C

ダッシュボードにスプレッドシートを追加する方法
ダッシュボードが完成したら、シートを追加する必要があります。ダッシュボード1の左側にあるシート1をクリックします。左側のナビゲーションから、任意のビューを新しいシートに簡単に追加できます。
例えば、「利益上位顧客」シートをダッシュボードに追加したいとします。そのためには、そのエントリをクリックしてシート1にドラッグします。すると、シート1に新しい要素が追加されます(図D)。
図D

Sheet 1 に何かを追加したので、[Dashboard 1] タブに戻ると、左側のナビゲーションに Sheet 1 がリストされているはずです (図 E )。
図E

シート 1 をクリックしてダッシュボードにドラッグすると、戻って新しいシートを作成し、その新しいシートをダッシュボードに追加できます。
必要なデータがすべて揃うまで、シートの作成とダッシュボードへの追加を繰り返します。ダッシュボードの名前を適切に変更し、完了したらウィンドウの右上にある「名前を付けて発行」をクリックします。すると、ワークブック発行ウィンドウが開きます(図F)。
図F

公開されると、ワークブック内からそのダッシュボードにアクセスできるようになります (図 G )。
図G

Tableauで新しいダッシュボードを作成する方法はこれですべてです。フィルターなどのツールを活用すれば、ダッシュボードを非常に強力かつ効率的なツールに変えることができ、データ分析担当者の日々の業務を飛躍的に効率化できます。
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