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カスタムオートフィルシリーズとは、頻繁に入力する値のリストです。このリストには、従業員名や部署名などが含まれる場合があります。問題は、これらの値を何度も入力しなければならないことです。Excel 2003でオートフィルシリーズを作成すると、時間を節約できます。手順は次のとおりです。値を入力し、…
カスタムオートフィルシリーズとは、頻繁に入力する値のリストです。このリストには、従業員名や部署名などが含まれる場合があります。問題は、これらの値を何度も入力しなければならないことです。Excel 2003でオートフィルシリーズを次のように作成すると、時間を節約できます。
- 値を入力してリストを選択します。
- [ツール] メニューから [オプション] を選択します。
- [カスタム リスト] タブをクリックします。
- [インポート]をクリックします。
- [OK] をクリックしてシートに戻ります。
- 空白のセルを選択し、リストの最初の項目を入力してから、フィルハンドルを展開してリストを完成させます。
Office 2007 でリストを作成するには、さらに数回クリックする必要があります。
- 値を入力してリストを選択します。
- Microsoft Officeボタンをクリック
- Excel オプション (右下) をクリックします。
- 「人気」をクリックします。
- Excel を操作するための主要オプションセクションで、[カスタム リストの編集] をクリックします。
- [インポート]をクリックします。
- [OK]を2回クリックします。
- 空白のセルを選択し、リストの最初の項目を入力してから、フィル ハンドルを展開してリストを完成させます。
どちらのバージョンでも、リストの最初の項目が長かったり不安定だったりするまでは、プロセスは簡単です。例えば、リストの冒頭が「米国陸軍行方不明者友人連絡事務所」で始まるとします。リストの残りの項目を取得するために、わざわざこの項目を入力しなければならないのは、本当に困りますよね!あるいは、リストの責任者である従業員が退職してしまったら、リストを作り直すしかありません。
こうした潜在的な落とし穴を避けるには、「従業員」など、一般的で短いタイトルをリストの先頭に付け、それを最初の項目として使用します。Excel 2003を使った簡単な例を見てみましょう。
- セル A1 に「Employees」と入力します。
- セル A2 ~ A4 にいくつかの名前を入力します。
- セルA1~A4を選択します。
- [ツール] メニューから [オプション] を選択し、[カスタム リスト] タブをクリックして、[インポート] をクリックし、[OK] をクリックします。
- セル C1 に「Employees」と入力します。
- フィルハンドルをつかんで、選択範囲をセル C4 まで拡張します。
この方法には 3 つの利点があります。
- 最初の項目が変更されても、リストを再作成する必要はありません。
- ヘッダーが短いと、入力する必要があるキーストロークの数が減ります。
- わかりにくい値や、その値を正確に入力した方法 (姓、名の形式など) を覚えておく必要はありません。
Excel ではリストに見出しテキストが含まれるため、繰り返し系列ではこの時間節約法を使用しないでください。

スーザン・ハーキンス
スーザン・セールス・ハーキンスは、デスクトップソリューションを専門とするITコンサルタントです。以前は、世界最大の技術雑誌出版社であるコブ・グループの編集長を務めていました。