Excelで効率的なオートフィルシリーズを作成する方法 - TechRepublic

Excelで効率的なオートフィルシリーズを作成する方法 - TechRepublic

出版

スーザン・ハーキンスの画像

カスタムオートフィルシリーズとは、頻繁に入力する値のリストです。このリストには、従業員名や部署名などが含まれる場合があります。問題は、これらの値を何度も入力しなければならないことです。Excel 2003でオートフィルシリーズを作成すると、時間を節約できます。手順は次のとおりです。値を入力し、…

カスタムオートフィルシリーズとは、頻繁に入力する値のリストです。このリストには、従業員名や部署名などが含まれる場合があります。問題は、これらの値を何度も入力しなければならないことです。Excel 2003でオートフィルシリーズを次のように作成すると、時間を節約できます。

  1. 値を入力してリストを選択します。
  2. [ツール] メニューから [オプション] を選択します。
  3. [カスタム リスト] タブをクリックします。
  4. [インポート]をクリックします。
  5. [OK] をクリックしてシートに戻ります。
  6. 空白のセルを選択し、リストの最初の項目を入力してから、フィルハンドルを展開してリストを完成させます。

Office 2007 でリストを作成するには、さらに数回クリックする必要があります。

  1. 値を入力してリストを選択します。
  2. Microsoft Officeボタンをクリック
  3. Excel オプション (右下) をクリックします。
  4. 「人気」をクリックします。
  5. Excel を操作するための主要オプションセクションで、[カスタム リストの編集] をクリックします。
  6. [インポート]をクリックします。
  7. [OK]を2回クリックします。
  8. 空白のセルを選択し、リストの最初の項目を入力してから、フィル ハンドルを展開してリストを完成させます。

どちらのバージョンでも、リストの最初の項目が長かったり不安定だったりするまでは、プロセスは簡単です。例えば、リストの冒頭が「米国陸軍行方不明者友人連絡事務所」で始まるとします。リストの残りの項目を取得するために、わざわざこの項目を入力しなければならないのは、本当に困りますよね!あるいは、リストの責任者である従業員が退職してしまったら、リストを作り直すしかありません。

こうした潜在的な落とし穴を避けるには、「従業員」など、一般的で短いタイトルをリストの先頭に付け、それを最初の項目として使用します。Excel 2003を使った簡単な例を見てみましょう。

  1. セル A1 に「Employees」と入力します。
  2. セル A2 ~ A4 にいくつかの名前を入力します。
  3. セルA1~A4を選択します。
  4. [ツール] メニューから [オプション] を選択し、[カスタム リスト] タブをクリックして、[インポート] をクリックし、[OK] をクリックします。
  5. セル C1 に「Employees」と入力します。
  6. フィルハンドルをつかんで、選択範囲をセル C4 まで拡張します。

この方法には 3 つの利点があります。

  • 最初の項目が変更されても、リストを再作成する必要はありません。
  • ヘッダーが短いと、入力する必要があるキーストロークの数が減ります。
  • わかりにくい値や、その値を正確に入力した方法 (姓、名の形式など) を覚えておく必要はありません。

Excel ではリストに見出しテキストが含まれるため、繰り返し系列ではこの時間節約法を使用しないでください。

記事をシェア
スーザン・ハーキンスの画像

スーザン・ハーキンス

スーザン・セールス・ハーキンスは、デスクトップソリューションを専門とするITコンサルタントです。以前は、世界最大の技術雑誌出版社であるコブ・グループの編集長を務めていました。

Tagged: