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Vincent DanenがMicrosoftとLinuxの統合における最新の取り組みについて解説します。Exchangeとの互換性を実現する新しいソリューション「Open-Xchange」について詳しくご覧ください。
Linuxベースのサーバーやワークステーションへの移行を検討しながらも、
社内の一部Windowsワークステーションやデスクトップを維持したい企業にとって最大の問題の一つは、統合性の欠如です。
こうした問題の一部は明らかに改善されてきました。例えば、
Microsoft OfficeではなくOpenOffice.orgが採用されています。Ximianが少し
前に解決しようと試みた問題の一つは、Microsoft ExchangeとOutlookへの依存でした。Exchange
が提供する連絡先、予定表、タスクなどの連携機能は
、Outlookユーザーにとって不可欠な場合が多く、Outlookと適切に統合できるソリューションはほとんどありませんでした
。
Open-Xchangeという新しいソリューションが利用可能になりました。Open-Xchange
は、オープンソースの無料版Exchangeとほぼ同等の機能を提供するサーバーソリューションで、さらに機能拡張プラグイン
(OXtendersと呼ばれる)
のサポートも追加されており、
OutlookやPalmとの同期もサポートします。
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Open-Xchangeは、共有カレンダー、連絡先、タスク、プロジェクトなど、あらゆる組織に役立つグループウェア機能を多数提供しています。
多くの組織にとってこれらの機能で十分でしょうが
、何らかの理由でOutlook機能を必要とする組織にとっては、Open-Xchangeの商用版が
そのギャップを埋め、MS Exchangeから解放される絶好の機会となります
。
Open-Xchange の評価版および
製品自体の詳細情報については、http://www.open-xchange.com/ をご覧ください。

ヴィンセント・ダネン
Vincent Danenは、Red Hat Security Response Teamに所属し、カナダに住んでいます。10年以上にわたりLinuxに関する執筆と開発に携わっており、Macのベテランユーザーでもあります。